幻のマンゴーと言われるキーツマンゴー。その味はアップルマンゴーより濃厚で深みのある味わいを楽しめます。では果物の甘さの目安で使われている「糖度」もアップルマンゴーより高いのでしょうか?
キーツマンゴー の糖度はどのくらい?
結論からいうと、キーツマンゴーの糖度は一般的なフルーツの中では高い方に分類されます。一般的なキーツマンゴーの糖度は15度から20度以上になることも。
ただし、マンゴーの味わいは糖度だけでなく酸味や風味などが口の中で合わさり、食べたときにより甘さを感じることもあります。
国産のキーツマンゴーってどんなマンゴーなの?
キーツマンゴーは日本国内では沖縄県での栽培が多いです。
キーツマンゴーは、まず形状が特徴的なマンゴーです。キーツマンゴーは通常のマンゴーよりも大きく育ちます。大きさはアップルマンゴーの2倍ほどの大きさになることも。
果皮は鮮やかな緑色に熟すので、日本でポピュラーなアップルマンゴーとは見た目が異なります。
キーツマンゴーはとても甘く、豊富な果汁と独特な香りがあります。キーツマンゴーの果肉は他のマンゴーに比べても特に柔らかく、口の中で溶けるような食感が特徴です。
他のマンゴーと比べても糖度が高く、完熟したものだとハチミツのような味わいを感じることもあるでしょう。
また、キーツマンゴーは酸味が少なく、口当たりもまろやかです。
キーツマンゴーが幻のマンゴーと言われる理由
日本で栽培されているマンゴーの約95%が、アップルマンゴー(アーウィン種)です。一方、キーツマンゴーの栽培率は約5%以下と言われています。
キーツマンゴーは市場に流通する数がアップルマンゴーに比べ極端に少なく、マンゴーの名産地でもあまり流通していないこともあり「幻のマンゴー」と呼ばれています。
キーツマンゴーは糖度が高く大きく育つのになぜほとんど栽培されないの?という疑問が出るかもしれませんね。
キーツマンゴーは収穫後に追熟が10〜2週間ほど必要で、アップルマンゴーのきれいな赤色より見劣りするなどの理由があります。
収穫時期も、マンゴーが売れる夏のピークより若干遅れることもあり、栽培する農家がほとんどありません。
それらの理由で市場に出回ることが少ないのです。
アップルマンゴーとキーツマンゴーの糖度はどれくらいの差があるの?
アップルマンゴーの糖度は一般的には10度から15度程度とされています。
キーツマンゴーは15度から20度ほどの糖度なので、キーツマンゴーはアップルマンゴーよりも一般的には糖度が高いものが多いです。
糖度が高いマンゴーってほかにどんな品種がある?
糖度が最も高いとされるマンゴーの品種は、「アルフォンソ(Alphonso)」と言われているマンゴーです。
アルフォンソは、インド産の高級なマンゴーであり、非常に濃厚で甘い果肉が特徴です。
糖度はなんと20度から30度以上に達し、その甘さと芳香な香りが絶賛されています。 また、アルフォンソは柔らかい果肉を持ち、ジューシーでクリーミーな食感、口当たりがあります。
アルフォンソは希少な品なので高値で取引されることもあり、残念ながら一般的に入手することはかなり難しいです。
まとめ
キーツマンゴーは15度から20度ほどの高い糖度を持ち、甘さが特徴のマンゴーです。他のマンゴーや果物と比べても糖度は高く、その甘さ、口当たりの良さ、どれも絶品です。
幻のマンゴーと言われていますが、マンゴーの名産地である沖縄県などの農家から通販で購入できますので、ぜひ食べてみてください。
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