濃厚な甘さと芳醇な香りのマンゴー・・・しかし、食べたあとに皮膚がかゆくなりかぶれのような症状が!
という方のための記事です。
とくにマンゴーを食べてかぶれてしまったという方や、幼児に食べさせる時に知っておきたいことを解説しますので、ぜひ最後までお読みください!
【この記事でわかること】
- マンゴーによるかぶれの原因
- かぶれたときの対処法
- 子供に食べさせるときの注意点
マンゴーを食べた後にかぶれや腫れなどの症状が・・・
マンゴーはうるし科の植物で、樹液、葉、果皮、果肉などにマンゴールという成分があり、これが原因で皮膚がかぶれることがあります。
マンゴールは漆(うるし)に含まれる成分のウルシオールと構造が似ていて、アレルギーでない人でもかぶれを引き起こす可能性ある成分です。
ちなみに、マンゴーの成分によって皮膚かぶれることをマンゴー皮膚炎と呼ぶことがあります。
うるし科の植物にはピスタチオやカシューナッツなどがあり、もし皮膚炎だけでなくアレルギーだと他の食べ物でもアレルギー症状が起きるかもしれません。
では、次にマンゴー皮膚炎の具体的な症状を見ていきましょう。
マンゴー皮膚炎やアレルギーの症状
マンゴー皮膚炎やアレルギーを発症するまでの時間は一般的に、数分から2時間以内と言われています。
しかし、体質には個人差があるため、中にはマンゴーを食べた翌日や二日後に発症したというケースもあるようです。
皮膚炎を起こした箇所は、小さな水ぶくれのような腫れや皮膚が赤くなるなどの症状がでます。
同時にかゆみを感じるので、かきむしって皮膚を傷つけないよう注意が必要です。
もし体に異変を感じた時には思い当たる原因を考えて適切な処置をしましょう。
症状の対処法
かぶれの症状は正しく処置すると、かゆみや腫れが和らぐのでもしものときは実践してみてください。
冷やす
冷たいタオルでかゆみがある箇所を冷やすと、かゆみのストレスが和らぐのでかきむしる危険性が減ります。
安静にする
患部が悪化しないようになるべく安静に過ごしましょう。かきむしるなどの刺激を与えると、かゆみや腫れが悪化する可能性があります。
かゆみ止め
症状が軽ければかゆみ止めなども効果があります。もし症状が強い場合は、ステロイド外用薬がおすすめです。ステロイド外用薬は「弱い・普通・強い・とても強い・最も強い」の5つで効果の強弱が分類されるので、使用方法を確認してから使用しましょう。
参照:第一三共ヘルスケア(https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/qa/use_steroid/)
症状が軽ければ、通常は数日で回復するようです。
ステロイド外用薬を使っても3〜4日症状が治らない場合は、マンゴーアレルギー以外の可能性もあるので、医師に相談することをおすすめします。
子供にマンゴーは食べさせない方がいい?
甘くておいしいマンゴーなので、子供にも食べさせてあげたいという日が来るかもしれません。
マンゴーはアレルギーを起こす可能性があるので、子供に食べさせてもいいとされる年齢は2歳以降と言われています。
ただ、マンゴーを食べさせる年齢は遅いほど安心ですので、早い段階で無理に食べさせる必要はないでしょう。
いずれにせよ初めてマンゴーを食べる時は、まず少量を与えて体に症状が出ないか確認するのが大切です。
もしかぶれの症状が出たときに、この記事の内容を知っておけばパニックになりにくいので、ぜひ覚えておいてください。
まとめ
マンゴーを食べた後にもしかぶれる症状が出たら、マンゴー皮膚炎の可能性があることを解説してきました。
最後に内容をまとめます。
- マンゴーでかぶれる原因はマンゴールという成分
- かぶれがひどいときはステロイド外用薬が有効
- マンゴーを与えるのは2歳以降が好ましい
以上です。
なにかしらマンゴーを食べる機会はあると思いますので、もしものときにこの記事が役に立てば幸いです。
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