あざやかなオレンジカラーとトロピカルな香りで食卓を彩るアップルマンゴー。
食後のデザートとして、またはティータイムなどに家族みんなで楽しみたいですよね。
しかし、小さなお子様がいるご家庭では、
「小さい子どもにアップルマンゴーは与えても大丈夫?」「何歳から食べてもいいんだろう」
というように、少し不安になりませんか?
そこで今回の記事では、小さなお子様へアップルマンゴーを与える際の注意点を解説していきます。
また、離乳食としての取り入れ方や子どもが喜ぶアレンジレシピも合わせて紹介するので、お子様と一緒にマンゴーを楽しみたいという方はぜひ最後まで目を通してくださいね。
アップルマンゴーは何歳から食べられる?
アップルマンゴーを初めて与えるのは、子どもが2歳を過ぎた頃を目安にしましょう。
ただし、マンゴーはアレルギーの心配があるため食べ始める時期が遅いほど安心です。
■赤ちゃんには与えないほうがいい?
11~12か月頃の赤ちゃんから与えてもOKと言われていますが、南国の果物であるマンゴーやパイナップルにはタンパク質分解酵素が多く含まれており、赤ちゃんの内臓に負担がかかってしまう可能性があります。
アレルギーのリスクもあるので、無理に早い時期に食べさせないほうがいいかもしれません。離乳食に取り入れたいという方は、早くても11ヶ月~12ヶ月以降の離乳食後期から始めましょう。
アレルギーに注意
前述したように、マンゴーはアレルギーを引き起こす可能性があります。
ウルシ科のマンゴーにはマンゴールという成分が含まれていて、このマンゴールによってアレルギーを発症することがあるのです。
■こんな症状が出たらアレルギーかも
・口周りや皮膚のかゆみ、かぶれ
・湿疹、じんましん
・嘔吐、下痢
食べてからアレルギー症状が出るまでの時間は、数分から2時間以内のことがほとんどです。
ただ、発症の時間には個人差があり2日経ってから症状が出たという事例もあるので、初めてマンゴーを与えてから数日間は子どもの体調に注意しましょう。
子どもに初めてアップルマンゴーを与える際の3つの鉄則
子どもに初めてアップルマンゴーを与える際に注意すべきことが3つあります。
【3つの鉄則】
①マンゴーは小さじ1程度の少量から与える
②生のままはNG!加熱したものを食べさせる
③アレルギー症状がでたときのために病院が開いている時間帯に与える
アレルギーのリスクがある食材を初めて与えるときは共通ですが、はじめは小さじ1ほどの少量からにしましょう。赤ちゃんに離乳食として与えるときも、同様に上記の3つの点に気を付けてください。
また、マンゴーを加熱するとアレルギー反応を抑制できると言われているので、生のままは避けて加熱調理してから与えたほうがいいです。
アップルマンゴーを加熱調理するには以下の方法が手軽でおすすめ!
・電子レンジで数十秒加熱する
・鍋に少量の水を入れ沸騰したらゆがく
また、鍋で煮詰めてマンゴージャムにするのもおいしいですよ。はじめは子どもにマンゴーの果汁だけあげてみよう、という場合も加熱したものを与えるようにしてくださいね。
簡単に作れるアップルマンゴーのスイーツレシピ
アレルギーがないと分かったら、お子様はもちろん家族みんなで楽しめるアレンジレシピに挑戦してみましょう。
材料も手順も少なく簡単なので、お子様と一緒に作ってみてくださいね。
■マンゴースムージー
材料(1人分)
アップルマンゴー …100グラム
氷 …2、3個
牛乳 …100グラム
砂糖 …大さじ1
①アップルマンゴーをサイコロ状にカットしたものをしっかり凍らせておく(前日から冷凍しておくのがおすすめ)
②ミキサーに材料をすべて投入
③ミキサーでなめらかになるまで攪拌したら出来上がり
④カットしたマンゴーやホイップクリームをトッピングすると、見栄えが良くなりお子様が喜ぶこと間違いなし!
まとめ
アップルマンゴーを初めてお子様に与える際の注意点をご紹介しました。
マンゴーは甘くて美味しいだけでなく、栄養価も高くて魅力たっぷりな果物です。
しかし、アレルギーのリスクがあるということもしっかりと頭に入れて、お子様に初めて食べさせる際には十分に注意しないといけません。
マンゴーのアレルギーがないことがわかれば、家族みんなでアップルマンゴーのアレンジレシピを楽しんでみてください。